「LAKE BIWA TRIATHLON 2024」における参加者体験に関する分析論文を発表しました

この度2月11日(火)に実施された第14回トライアスロン・パラトライアスロン研究会にて、LAKE BIWA TRIATHLON 2024の参加者を対象に、参加理由や大会を通じて得られる体験価値について分析した研究発表を行いました。

本研究は、トライアスロンイベントの持続的な運営と参加者満足度の向上を目指すものです。滋賀県で2024年10月に開催された本大会の参加者294名へのアンケート調査(回答率35.2%)から、以下の点が明らかになりました 。

  1. 再参加意向を高めるため、トライアスロン大会として、他と共通する基本的な「金額感(コスパ)」「おもてなし」「丁寧な運営」への取組が重要である。
  2. 一方、本大会ならではの要素として、コンセプトへの共感や、運営による大会の盛り上げ、時期などが支持されていた。
  3. どうしてもロングと比較すると印象が薄くなるため、「達成感を最大化する」「特化型レース」等のコンセプトをより強調した大会運営が必要とされている。

 なお、大会当日は気象条件によりスイム競技が中止となりデュアスロン形式に変更されたため、この点が参加者の体験に影響を与えた可能性も考慮されます。本研究内容は、現在論文誌への投稿を目指し、現在執筆中です。

活動詳細について

本活動は令和6年度「健康しが」活動創出支援事業費補助金の支援のもと実施しました。詳細な活動内容は以下のnoteにて報告しております。

PAGE TOP