2025年度からの所属などについて

こんにちは。戸簾です。

2025年度より、所属や所在地などが大きく変更となりましたので、ご報告します。

研究面

滋賀大学大学院データサイエンス研究科博士後期課程への進学

現在在籍中の滋賀大学大学院データサイエンス研究科の博士後期課程へ進学しました。2023,4年度とは異なり、リモートでの進学となります。とはいえ、修士課程もほぼリモートのようなものでしたが。

ドクターに進学する理由としては、①今やっている研究をもう少し形にしたい、②立場的に論文を出しやすい、③趣味ではなく研究にしたい、④名刺にPh.D.って書きたい・飛行機でDr.って書きたい、⑤なんだかんだ研究のプロセスや論文を書くこと、学会発表などが好きというイメージです。

所属は変わらず、義久教授が指導教官の義久研究室です。自由ですごく良い環境で研究させてもらえる研究室なので、気負わず勝てそうなモノを見つけたら逃さずに出していきます。目標はIEEE TransactionやNatureに載るような論文を書くことかなぁ…(夢は大きく)

立命館大学R-GIRO客員研究員に着任

また、これまでも共に研究を実施し、各種研究費取得で共同研究者として参加させていただいておりました、立命館大学の山中教授が管轄するチームで客員研究員として、研究活動を実施しています。

主な研究の柱について

これまで同様、IoTデータサイエンスを活用した「スポーツ(自転車・トライアスロン)」「デジタルツイン」「教育」という3本柱は変わらない予定です。これに合わせて生成AIを活用した研究も進めております。さらなる研究範囲として、倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues)を意識した研究にも着手しています。

博士後期課程関係

  • サイクルツーリズムにおける自転車利用を補助するIoTの作成と分析アーキテクチャの開発(立石科学技術振興財団研究助成)
  • 自転車利用におけるデジタルツインを活用したIMUデータ拡張と運動推定モデルの開発(立石科学技術振興財団研究助成)
  • サイクルツーリズムにおけるビッグデータを活用した自転車利用を補助するシステムの開発(YMFSスポーツチャレンジ研究助成)
  • サイクルツーリズムにおける初心者の離脱状況の把握と継続要因の解明(YMFSスポーツチャレンジ研究助成)
  • デジタル社会における視覚ジャックを通じた自認可能な世界の拡張

客員研究員・その他関係

  • アバター間コミュニケーションと生成AIといった先端技術を活用した生徒支援や子ども若者ケアラー支援の実現(JST RISTEX)
  • 生成AIを活用した英語教科をはじめとする教育手法の開発と検証(RGIRO)
  • メタバースと生成AIを活用した包括的学習支援環境の開発と効果検証(公益財団法人 日本科学協会 2025年度笹川科学研究助成)
  • 初等中等教育における閉鎖的メタバース空間の活用可能性の検証(科学技術融合振興財団 補助金事業 研究課題C)

ビジネス面

日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティングへの就業

日本アイ・ビー・エム株式会社 IBMコンサルティングのデータサイエンティストとして勤務しています。勤務先ではプロジェクト単位での業務となるため、一つの事を極めるのではなく、幅広くデータサイエンスの力を活かす・顧客に貢献する立場での業務に取り組んでいます。ある意味、弊学から進学するならば、最も流れとして適切かと思い、就業先として決定しました。

業務でお会いした際はお手柔らかに… バリューはちゃんと出して(いるはず)います。

一般社団法人インパクトラボ 理事職の辞任

日本アイ・ビー・エム株式会社に就業するに際して、2年間は副業が認められないとのことで、立ち上げから6年間所属しておりましたインパクトラボの理事職を辞任しました。とはいえ、博士後期課程や客員研究員の立場で、弊社の研究事業とは関わっているため、単純な業務負荷がなくなり、純粋に研究協業という形になるイメージです。

地理面

東京への転居

日本アイ・ビー・エム株式会社への就業に伴い、東京へ転居しました。東京でも東の方にいるため、お近くの方は食事や遊びなどお誘いください。滋賀にはだいたい2ヶ月に1度ほど、1週間ぐらい戻っています。リモートワーク様々です。よって、ビワイチに関する研究活動や場所が必要となるスポーツ関連実験などについては、変わらず滋賀県にて実施予定です。(そのための研究助成も財団よりいただいており、ありがたい限りです。)

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